昨日は、半年もお付き合いのあった生徒さんがお二人卒業された。
初めのころは、赤ちゃんもまだふにゃふにゃ。お母さんもふらふら。
それでも彼女たちは半年間でみるみる体力をつけ、子供と自分の濃密な日々に少しだけ外から新しい風をとりいれ、
笑顔で「ありがとうございました〜」と手を振った。
背筋はまっすぐ。美しいね!!!
私は、「どうか自信持ってね!」と心込めて伝えるしかなかった。
毎度思うけど、こういうときに自分が何かやったっていう思いは全然なくて、 「うおお〜眩しいわぁ。」と彼女たちをみて目を細めるばかりなのだ。
この点が、いつも"エクササイズ"を提供しているのか、ただ"場"を提供しているのか、私がこの仕事をやっている核みたいなものがぼんやりしてしまう点なのだが。
答えなんかでなくていいとおもう。
彼女たちは最後に、クラスの感想を伝えてくれた。 嬉しい言葉をたくさんくれた。
そして、何が嬉しいって、私を見て自分の30代の過ごしかたを考えるきっかけになったといってもらったことだった。
まるで、そこには10年前の私が居た。 「何をそんなに求めているのか」って言われていたあの頃を!!
まだまだ時間がある。とも、今やるしかないよ!とも、私には言えない。
だけど、まず今、
貴方たちは子供をしっかり抱いて背筋のばして笑顔でいるではないか。 だからこそ「未来」を考える力もでてきたんだろう。
是非またお会いしましょう。
5年先も背筋が伸びていますように。